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【コラム】歯周病ってどんな病気?

2024.11.28

暑い季節もようやく落ち着いてきましたね。こんにちは、とよだ歯科医院です。

中高者に多いとされる歯周病。今回より数回にわたり、歯周病に関する情報をお届けします。

歯周病とは?

歯周病は一言で表現すると「歯茎の骨が溶ける病気」です。発症していても痛みなどの目立つ自覚症状がないため、「口腔内の沈黙の病気」とも言われています。

重度の歯周病になると、最終的には歯が抜けてしまうため、予防・早期発見・早期治療が重要です。

歯周病はどのように進行するのか??

進行すればするほど、口臭も強くなってくるため、周囲の人に不快に思われることも。その変化・症状は以下のように進行します。

▼自覚症状はありませんが、少しずつ歯石ができ始めてきます。

▼歯石が目立つようになってくると、歯石病の進行のサイン。痛みはありませんが、歯肉が腫れることもあります。

▼歯茎が赤く腫れ、出血もあるためこの段階で異常に気付かれる方も多い状態です。歯周ポケットの中にも歯石が付着し始めます。

▼物を食べると、歯が痛むまでに進行すると、歯を支える骨もかなり溶けている可能性も高く、膿が出るなどかなり危険な状態になっています。

歯周病になるとどんな影響がある?

お口の中への悪影響だけでなく、様々な面で影響を及ぼすのが歯周病の怖いところ。具体的には以下のような影響があります。

◆周囲が気づくほどの口臭

◆歯肉が下がることによる見た目の変化

◆歯のぐらつきなどにより食事を楽しめなくなる

◆以下のような病気のリスクが高まる

脳梗塞/誤嚥性肺炎/動脈硬化/糖尿病/心筋梗塞/早期低体重出産(妊婦の場合)/その他心疾患

歯周病の原因は?

近年の生活習慣の変化などに伴い、若い人でも発症が見られることもあります。特に30代以降からは免疫力も低下していくため、以下に心当たりのある方は特に注意が必要です。

<口腔内の環境>

・歯並びが悪い

・歯石がたまりやすい

・虫歯治療の際のかぶせ物に違和感がある

…など。

<生活習慣によるもの>

・喫煙

・仕事や生活の中でのストレス

・偏った食事や間食などの食習慣

・睡眠不足などの不規則な生活

…など。

セルフチェック&定期検診で予防&早期発見を

日々のお口の中のチェックが、歯周病の予防と早期発見に繋がります。

セルフケアでは歯周ポケットに潜む歯石は自力では取れませし、今まで虫歯になったことが無い方も、虫歯と歯周病は原因菌が異なるため発症リスクはあります。

口臭や口内の粘着き、歯茎の腫れなどの症状を感じられた方はもちろん、発症予防のためにもぜひ定期的な検診をおススメします。

096-368-8078

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