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【コラム】歯周病を放置しておくとどうなる?

2024.12.24

こんにちは。とよだ歯科医院です。

「子どもの頃から歯医者さんって苦手…」という方の中には、定期検診に二の足を踏む方もいらっしゃるかもしれません。

今回は歯周病を放置していた場合のリスクをお伝えしたいと思います。

歯周病、もしくは歯周病予備軍は成人の8割!

歯周病は実は成人の約8割は、歯周病、もしくは歯周病予備軍と言われており、歯を失う原因の第1位となっています。

歯周病菌による感染症の一種ですが、感染しても常に口腔内の衛生状態が保たれていれば繁殖はしません。

しかし、歯磨きの不足やプラークが溜まることにより歯周病菌が繁殖し、毒素を出して、歯周組織を破壊いく疾患。自覚症状が少ないこともあり、気が付けば罹患している…という疾患なのです。

歯周病はどのように進行する?

▼歯周病前段階/歯肉に炎症がおきる

歯茎の腫れ・赤み、歯磨き時の出血があります。

 

▼歯周病初期/炎症が歯槽骨にまで進む

歯を支える骨(歯槽骨)にまで炎症が進み、歯周ポケットが出現。

腫れ・赤み、出血などは歯肉炎と同様ですが、炎症により溶けた歯槽骨は元には戻りません。

 

▼歯周病中程度/歯槽骨が半分まで溶ける

歯周ポケットは更に深くなり、多くの歯周病菌が繁殖。口臭も強くなり始めます。

この段階になると痛みも少し現れ始める方が大半です。

 

▼歯周病重度/歯を残せなくなる場合も!

炎症が更に進み歯周ポケットは更に深く、口臭も更に強くなります。歯茎が大きく腫れるだけでなく膿が出る状態で、歯もグラグラになり治療をしても歯を残せない事も多いです。

歯を失ってしまうとどうなる?

痛み(自覚症状)が出た時点で、歯周病が中程度から重度にまで進行し、気付いた段階では既に歯を残せない状態になっている場合もあります。

歯を失うと失った歯を補うための治療として、ブリッジか入れ歯いずれかの選択になることが大半です。

しかし、ブリッジは失った歯の両隣の歯を支えとして、橋渡しをするように大きな被せ物をする治療のため、両隣の歯が健康な状態で残っている事が条件。 歯周病は、隣の歯も影響を受けている場合が多いため、入れ歯治療となることが多いでしょう。

しかし入れ歯は噛む力や味覚が低下するため、自分の歯と同じように食事を楽しむことができなくなってしまいます。見た目にも影響があり、抵抗がある人も多いようです。

歯茎の小さな変化にもすぐ気付くために。

歯周病は早めに治療をし、進行の予防をする事が大切。ですが自覚症状が少ないまま進行していくので、自分が歯周病である事に気付かないことも多いです。

歯茎の少しの変化も見落とさないためにも、定期検診を受ける事が大切です。

096-368-8078

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