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【コラム】根管治療に、何故マイクロスコープが必要なのか?

2025.03.11

こんにちは。とよだ歯科医院です。

神経を抜く「根管治療」についてお伝えしている中で、幾度となく『歯科用マイクロスコープ』の使用が、根管治療には必要不可欠だとお話ししてきました。

今回は、そのマイクロスコープの重要性について詳しくお伝えします。

歯科用マイクロスコープの特徴。

通常の治療においては、お口の中を約2~4倍に拡大して見ることのできる拡大鏡を使用する歯科医師も多いですが、歯科治療の中でも特に難易度が高く精密な治療を行う根管治療において最も適しているのが、歯科用マイクロスコープです。

治療範囲を約20倍程度にまで拡大できるだけでなく、明るく照射することができるため、治療精度の向上に大いに役立つのですが、実際のところ日本の歯科医院での導入率はまだ10%強程度と言われています。

根管治療におけるマイクロスコープの有効性。

通常の治療においては、お口の中を約2~4倍に拡大して見ることのできる拡大鏡を使用する歯科医師も多いですが、歯科治療の中でも特に難易度が高く精密な治療を行う根管治療において最も適しているのが、歯科用マイクロスコープです。

治療範囲を約20倍程度にまで拡大できるだけでなく、明るく照射することができるため、治療精度の向上に大いに役立つのですが、実際のところ日本の歯科医院での導入率はまだ10%強程度と言われています。

根管治療におけるマイクロスコープの有効性。

根管治療では、麻酔をしてから虫歯菌が浸食している歯を削り、神経(歯髄)に通じる穴を開けます。

専用の器具を使用し、その穴から根管内の細菌や感染した歯髄を取り除くのですが、この際にマイクロスコープが大いに力を発揮します。

国内全体で見ると成功率が約75%と言われる根管治療、この残り25%は再治療が必要になっている現状です。

その最大の要因は、神経の取り残しによるもの。

歯の神経は根管と呼ばれる歯茎の奥深くまで伸びているため、虫歯菌に侵された歯の神経が残ってしまった場合、そこから再感染してしまうのです。

そのため、マイクロスコープを用いることで肉眼では見えないミクロ単位での処置を可能にし、再感染の抑制に大きくつながるのです。

治療内容を録画できるのも大きなメリット。

歯科用マイクロスコープを用いた根管治療の成功率は高くなるものの、治療技術によって再感染を起こす可能性はゼロではありません。

しかしマイクロスコープには録画機能があるため、あとで治療内容を検証することも可能ですし、録画をもとに根管治療を検証した結果、治療に問題が無ければ他の疾患の可能性があるとして、早期に対処が可能なため、最先端の歯科治療に欠かせない機材と言えるでしょう。

患者さまの状態に合った治療法をご提案しています。

根管治療は、保険適用と自費の療法がありますがいずれも治療方法は同じです。

マイクロスコープを用いた根管治療は基本、自費治療になりますので、まずは保険治療内での治療をご案内しますが、虫歯の進行具合や虫歯になりやすさなどの体質によって、より治療回数が少なくて済む自費治療を選択いただいた方が、長い目で見ると負担が軽くなる場合もあります。

当院でも、いずれかを選択いただけますのでお気軽にご相談ください。

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