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【コラム】歯のクリーニングって何をしているの?どれくらい通えばいい?

2025.04.22

こんにちは。とよだ歯科医院です。

「歯医者さんに行くのは、歯が痛い時やお口の中に違和感があった時だけ」という方も多いかと思います。実はお口の中のトラブルを予防するためにも、歯科医院で受けるクリーニングはとても重要。

今回はこのクリーニングについてお伝えします。

クリーニングとは?

歯磨きでは取れない、プラーク(歯垢)や歯石を落とすのが、歯科医院で行うクリーニング。専用の機械や器具を使い、歯ブラシの毛先では届かない部分まで、丁寧に除去していきます。

「クリーニングを受けた後は、歯がツルツルして気持ちいい」と言われるのは、そのため。

クリーニングを行うことで、汚れを落とすだけではなく“汚れをつきにくく”して歯の健康を守るという大きなメリットがあります。

クリーニングってどんな処置?

保険診療で行うクリーニングは、歯周病治療の一環として行なわれるため、以下のような手順で行います。

(1)歯周病・虫歯・噛み合わせの検査

歯茎の溝の深さを測り、歯周病の有無と進行を調べます。

状況により、詳細の確認のためにレントゲンを撮ることもあります。

(2)ブラッシング指導

クリーニング効果の持続にはセルフケアも重要。

磨き残しの無いブラッシング方法や、炎症があるところを上手く磨くコツなどを歯科衛生士が指導します。

(3)プラーク・歯石の除去

専用の機械や手用の器具でプラークと歯石を取り、歯科用ラバーカップなどで歯を磨きます。

(4)フッ素塗布

歯質の強化のために、最後にフッ素を塗布して終了です。

何度も削ると歯はどうなる?

プラーク(歯垢)は簡単に言うと、細菌の塊。

舌で触ると歯の表面に感じるざらつきは、プラーク(デンタルプラーク)かも知れません。

 

うがいや歯磨きだけでプラークは落とせず、口の中の細菌が歯の表面に付着。ネバネバした物質を作ります。

プラーク1mgの中に含まれる細菌は約1~2億個と言われています。

 

またプラークは唾液に含まれるカルシウムやリンと結合して、石灰化し「歯石」となり、さらにプラークが付きやすくなるという悪循環が生まれ、お口の中でのトラブルに発展していく可能性が高まるのです。

一度きりではなく、定期的なクリーニングが大切。

歯石がたくさん付着していたり、歯茎の中の深い所に付いている歯石は、一気に除去すると歯茎が炎症を起こすことがあり、数回に分けて取るという保険診療上のルールがあります。

 

また、クリーニングの効果は永久的に続くものではないため、セルフケアを続けていても2~3ヶ月で元の状態に戻ってしまいます。

定期的なクリーニングを続けることでお口の環境が整い、結果的には治療回数を減らすことにも繋がりますので、歯の痛みや違和感がなくても気軽にご来院ください。

096-368-8078

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