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【コラム】「セラミック」とは?

2024.07.23

熊本市東区役所スグのとよだ歯科医院です。当院は患者さまの健康に生涯にわたり寄与できる歯科医院として、厚生労働省から「かかりつけ歯科医 機能強化型歯科診療所」に認定いただいています。

こちらではよくいただくご質問などもとに、お役に立てる情報をお届けします。

 

今回から数回にわたり、自然な仕上がりの被せ物・詰め物として注目の「セラミック」に関する情報をお届けします。

セラミックの歯って?

歯科用セラミック材料で作られた、審美性と耐久性に優れた被せ物・詰め物です。

新しい治療法ではなく19世紀にはポーセレンという陶材を使ったセラミック歯が開発。審美性は充分ですが割れやすいため、単体では使用されなくなりました。

セラミック歯の種類

よく使用されるセラミック歯は以下のとおりです。

 

◆ジルコニア・オールセラミッククラウン

ジルコニアは、ダイヤモンドながらの強度と透明度の高さが特徴。

ポーセレンをジルコニアで補強し、本物の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりです。

 

◆ジルコニアクラウン

ジルコニア単体での被せ物です。強度が高く被せ物の主流の一つになっています。

 

◆e-max

ガラス系のセラミック材料で作られており、欠けにくい・透明度が高い・変色しにくいため、美しい状態を持続できます。

メリット・デメリットは?

◆メリット

 

◎虫歯になりにくい

プラークがつきにくい性質かつ、変形しにくいため自歯とのすき間にプラークが貯まりにくく、虫歯や歯周病の予防に適しています。

 

◎本物の歯のように自然

保険診療のコンポジットレジンは光沢感まで再現できませんが、セラミックは光沢感があり、ごく自然な仕上がりとなります。

 

◎変色しない

コンポジットレジンは年々劣化・変色しますが、セラミックは長く同じ白さを保てます。

 

◎アレルギーを起こさない

金属を使わないため金属アレルギーのある方も安心です。またセラミックがアレルギー源になることもありません。

 

 

◆デメリット

 

◎保険診療適応外

保険適用の被せ物の金額は約7,000円程(自己負担3割の場合)ですがセラミックは自費診療となり、当院では5.5万円〜となります。

 

◎修理が難しい

高温で焼いたり工作機械で削って制作するため、万が一欠けた場合は作り直す必要がありますが、定期メンテナンスで良い状態が持続します。

費用面を含め、まずはお気軽にご相談を!

自費診療のセラミックですが見た目の自然さはもちろん、虫歯・歯周病が予防でき、アレルギーの不安が無いことなど、健康に直結するメリットもあります。

当院では自費治療の補綴物をご使用の患者さまに、5年間の保証制度も設けています。お気軽にご相談ください。

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