患者さまの健康に寄与できる歯科医院として、厚生労働省から「かかりつけ歯科医 機能強化型歯科診療所」に認定いただいている「とよだ歯科医院」です。
審美性だけでなく、健康維持にも役立つ「セラミック歯」について前回・前々回とお伝えしましたが、変色しにくいセラミックも多少の色の変化はあります。そこで今回はセラミック歯を白く保つ方法をお伝えします。
ホワイトニングって?
“ホワイトニング”は、歯を白くするための治療法。
歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。
オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くできますが、人によって歯の色の後戻りが早く、知覚過敏の症状が出ることもあります。
ホームホワイトニングは色の後戻りが少なく白さが自然ですが、白さを実感できるスピードは遅いという側面もあります。
セラミックの歯が黄ばむ原因は?
セラミック歯は変色しにくい特徴は魅力の一つです。
表面がつるりとした素材のため汚れがつきにくく、また金属を使用していないことから色が起こりにくいのですが、全く黄ばまないわけではありません。
◎経年劣化による黄ばみ
◎飲食物による、色素沈着
◎タバコのヤニ
上記のような原因で変色してしまいます。
より長く美しい状態を保つには、日々のセルフケアを心がけてください。
セラミックの歯をホワイトニングできる?白くする方法は?
結論から言うと、ホワイトニングは本物の歯を白くする治療のため、セラミック歯を白くすることはできません。
ですが、着色汚れを落とす方法はもちろんあります。
◎歯科医院でのクリーニング
専用の機械を使用してセルフケアでは落としきれない着色汚れや、歯間などの細かい汚れを除去する。
◎セルフホワイトニング
重曹、ポリリン酸、炭酸カルシウムなどを用いて歯の表面の着色汚れを除去。
ですが、歯に染みついている着色汚れを落とすことはできません。
◎再度セラミックの治療を受ける
より白い歯にしたい場合は、再治療の前に自歯のホワイトニングを行えば、その色に合わせたセラミック歯にすることができます。
◎ホワイトコートや歯専用のマニキュアを使用する
セラミックの上に塗ることで歯の白さを実現できますが、持続期間は1〜3ヶ月程度のため、定期的に治療する必要があります。
美しくキレイに保つ方法は随時アドバイスします!
今回はセラミックの歯を美しく保つ方法をご紹介しました。
セラミック歯のホワイトニングはできませんが、汚れを落とす方法やできるだけ白く保つ方法は色々あります。
治療後も随時、最適な方法をアドバイスさせていただきます。