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【コラム】根管治療の治療回数は?回数の多い・少ないそれぞれのケースも解説!

2025.03.25

こんにちは。とよだ歯科医院です。
虫歯などの進行により、必要とされることがある根管治療。
今回はこの根管治療の一般的な流れや治療回数、治療回数を減らせるケースについて解説します。

根管治療のイメージ

根管治療は、主に以下の二つの方法に分けられます。

 

<抜髄治療>

神経を含む歯髄を取り除く治療。

虫歯の進行により、神経に炎症を引き起こした場合に行います。

 

<感染根管治療>

歯根部の細菌感染を清掃する治療。

細菌を完全に除去することが目的で、治療期間が長くなることがあります

一般的な根管治療の流れ

根管治療は以下の流れで行います。

 

(1)精密検査

最初に目視で歯の状態を確認。

その後レントゲンやCTなどで、歯や根管の状態をより詳細に把握します。

 

(2)抜髄

 

専用器具を使用して、虫歯や損傷した歯の表面を取り除きます。

歯髄(歯の神経や血管が含まれる部分)が露出したらこれを慎重に除去します。

 

(3)根管内の清掃・消毒

専用器具で根管内の汚れや残る病巣を除去し、空洞となった根管の長さを機械で測定。

その後、特殊な薬剤で洗浄・消毒を行い、再発を予防します。

 

(4)根管内に薬剤を充填

炎症が特に強い場合は、根管内に薬剤を充填。仮のふたをして根管を密閉し、根管内の炎症や再感染を抑え、治療箇所を安定させます。

 

(5)根管内を密封

ガッタパーチャと呼ばれる樹脂を根管内に詰め込み、根管内を密封。

 

(6)土台を立てる

治療済みの歯を内部から補強し、さらに根管内への細菌侵入を防ぎます。

 

(7)被せ物を装着

土台にクラウンや被せ物と呼ばれる人工歯をかぶせます。

人工歯が完成するまで、仮歯を装着することもあります。

根管治療の治療回数は?

<多いケース>

・複数の歯に感染が広がっている

・根管治療後に再感染した

・初回の治療が不十分だった

 

再感染の場合はさらに複雑な処置が必要となるため、通常3〜4回の通院で終了する治療が、トータルで5〜7回に及び、全治療が完了するまでに1か月半から2か月ほどかかります。

 

<少ないケース>

・治療が抜髄のみを行う場合

・感染が一カ所のみ

 

虫歯の痛みの除去のみが目的の治療の回数は、症状の重さや感染の広がりによって異なりますが、通常は2~3回の通院で基本的な治療が完了します。

 

<治療後は?>

歯の噛む機能の回復のために、土台と被せ物を装着が必要となるため、上記回数に、追加で2~3回の通院が必要です。

歯科医院や治療法により、治療回数は減らせることも。

根管治療の治療回数を減らしたい場合は、歯科医院選びが重要。

マイクロスコープやラバーダムなどの設備が導入されている歯科医院を選び、治療プランの幅が広がる自費診療で施術を受けることで、回数を最小限にできる可能性がありますので、ぜひ当院にご相談ください。

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